私にしかできない歌

セカンドアルバムのジャケットが決まりました!

「MOON〜the story of otaksa」
 
 セカンドアルバムの制作に取り掛かる前までの私の歌は、正直言って、私でなくてもいいなーと思いながら、歌っていました(>_<)大好きな曲なのですが、ジャズシンガーが取り上げる曲は大体みんな同じで。。でも自分はカヴァー歌手なんだと言い聞かせ、自分にしかできない歌を歌いたいなーと、ずっと思っておりました。

 今回のアルバムのコンセプトは、3年程前に父が提案しました。そろそろ僕たちにもわかる曲を歌ってくれよーと、日本の古い曲を列記したメモを渡してきたのです。その中には「城ヶ島の雨」や、「リンゴ追分」など、私の大好きな曲ばかりが並んでいました。これをジャズで、自分らしく歌うのは、どうしたらいいのかなーと途方に暮れました。それは難しそうだけど、とてもやりがいのある事のように感じました。
 早速ギターの成川修士氏にアレンジを相談したところ、成さんは、始めあまり乗り気でありませんでした。どうやっても演歌にしかならないと言っていました。やはり無理かなーと違う方法を考えあぐねていたところ、数ヶ月後に、成さんから2曲の譜面が届きました。「雪の降る街を」と、「リンゴ追分」でした。成さんに、何かひらめきが湧いたらしく、スイッチが入ったようでした。ライブで試したところ、成さんのアレンジはすごく難しかったけど、間違いなくジャズであり、すごくしっくりきました。自分たちはやっぱり日本人なんだなーと、dnaを深く感じました。どこかしら、成さんのオリジナル曲に通じるところもたくさん感じました。
 それからは、私よりも成さんの方が、このコンセプトにどんどんはまって行ったように感じます。成さんから、どんどん新曲の譜面が送られてきました。ライブをするたびに成さんと、日本の曲にはいい曲いっぱいあるなーと、感動を分かち合い、そして私は、成さんの個性的な素晴らしいアレンジに関心するばかりでした。

 ただ、成さんのアレンジで歌うのは、技術的にも表現力の上でも大変難しく、相当な練習を要しました。しかし本当にやり甲斐があり、苦しいながら日々自分の歌が変わるのを感じ、こんなに楽しくも苦しく、充実した時間はありませんでした。
 私は今回のアルバムのレコーディングを終えて、自分にしかできない歌が歌えたように感じています。それは成さんのアレンジがあってこそで、それがなかったらできない事なのですが、それでも本当に幸せな、歌い手としてこんなに嬉しいことはないのであります!

 是非たくさんの方に聴いて頂きたいアルバムです。



PV↓ (視聴できます♬)
https://youtu.be/ZfgYOuUsBOs


vocal_work
2018/10/07